感染症について(インフルエンザ)

公開日時:2024.12.03カテゴリー:しらかわ通信

インフルエンザ(インフルエンザウイルス感染症)は、毎年多くの人々に影響を与える一般的な感染症です。今回は、流行りだしているインフルエンザについて、そして、その予防方法について分かりやすく説明します。

インフルエンザとは?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。主な症状には以下のものがあります。

高熱 急激な発熱が特徴です。
乾いた咳が続くことが多いです。
全身の痛み 筋肉痛や関節痛、倦怠感などが現れます。
喉の痛み 喉の痛みや鼻水、鼻づまりも一般的な症状です。

予防方法

インフルエンザの予防方法について、いくつかのポイントを紹介します。

ワクチン接種

毎年、インフルエンザワクチンを接種することが最も効果的な予防法です。ウイルスの種類が毎年変わるため、毎年の接種が推奨されます。

手洗い

石鹸と水を使って、こまめに手を洗うことが大切です。手洗いは、ウイルスを洗い流す効果的な方法です。

マスクの着用

特に人混みや公共の場では、マスクを着用することが推奨されます。これにより、飛沫感染を防ぐことができます。

換気

室内の空気を定期的に換気することも大切です。新鮮な空気を取り入れることで、ウイルスの拡散を防ぎます。

健康的な生活習慣

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけることで、免疫力を高めることができます。

接触を避ける

インフルエンザに感染している人との接触を避け、感染リスクを減らすことが重要です。

現在、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めた時は、この限りではありません)

白川病院では、入院患者さんに対し、希望者へは10月下旬よりインフルエンザワクチン接種を実施し「感染予防」と「重症化予防」に努めています。また、職員には、マスク着用・手洗い(手指消毒剤携帯)を行い感染対策に努めています。

これらの予防方法を実践することで、インフルエンザから自分や周りの人々を守ることができます。感染症対策は継続的な取り組みが必要ですが、これらの基本を守ることで大きな効果が期待できます。健康に過ごせるよう、しっかりと対策を取りましょう!
※当院ではインフルエンザワクチン接種を行っています。

  • インフルエンザ:令和6年10月1日から令和7年1月31日まで
  • 新型コロナ:令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
    (新型コロナワクチン接種については、冬期の感染リスク防止のため令和7年1月31日までの接種をお勧めします。)
  • インフルエンザ:1,000円
  • 新型コロナ  :2,100円

  <注意> 

  • 生活保護世帯の人は、接種費用の助成措置があります。下記の「接種費用の助成措置」を参照下さい。
  • 2回目以降は任意接種となり、全額自己負担となります。

対象者(1)または(2)の人のうち、生活保護を受けている人は、接種料金が無料となります。
生活保護受給証明書を医療機関に提出して下さい。

大牟田市に住民票があり、次の(1)または(2)に該当し、接種を希望する人。

  1. 接種日当日に65歳以上の人
  2. 接種日当日に60歳以上65歳未満の人で、心臓・じん臓または呼吸器の機能障害およびヒト免疫不全ウイルスにより、免疫の機能に障害が認められる人(身体障がい者手帳一級で上記に該当する人。視覚・聴覚・肢体不自由の人は対象外です。)

■住所、氏名、生年月日が確認できる保険証や免許証など。
■「対象者(2)」に該当する人は、身体障がい者手帳が必要です。

※64歳以下の接種料金については当院へ直接お問い合わせください。

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