【特別号・第3回】 認知症をにんちしよう!

公開日時:2021.10.30カテゴリー:しらかわ通信

しらかわ通信 特別号・第1回. 第2回 に引き続き、「第3回 認知症外来へ行こう!」をお届けします。

2025年には、高齢者の5人に一人が認知症になると言われています。近い将来、もしかしたら家族が、もしかしたら自分が認知症になることが考えられる時代になってきています。みなさんは『認知症』についてどんなイメージをお持ちですか?今回は、認知症外来の藤井直樹先生(認知症専門医)に認知症についてお話を伺いましたのでご紹介していきます。少しでも認知症の事がみなさんに伝われば幸いです。

講師のご紹介

認知症外来:認知症専門医
藤井 直樹先生

趣味
鉄道の旅(特に鈍行列車)
ハイキング(特に九州自然歩道)
映画鑑賞、読書、写真、俳句

《第3回》認知症外来へ行こう!

認知症は早期発見、早期治療開始が大事です

認知症外来を受診して頂く事で、早めの対応・対策をすることが出来ます。

メリット1 》治療可能な疾患もある!

前回(第2回)で話題にしたように、特発性正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症などは、早期に診断・治療ができれば認知症が治ることが期待できます。

《メリット2》 病気によっては、進行を遅くすることが出来る!

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症では、現時点では認知症の治癒は残念ながら期待できませんが、早期に診断し早期に治療を開始することにより、先々の症状の進行を遅らせたり、新たに出現してくる症状の程度を軽くすることが期待できます。

《メリット3》 数年先のイメージが出来る!

病気の症状によって、進行は様々です。早めの診断で、どの病気かが分かれば数年先のメージができ、家族の覚悟もできます。また、医療以外の問題についても的確な対応を取りやすくなります。

認知症はありふれた病気

85歳の人では3人に1人、90歳の人では2人に1人が認知症になると言われています。今後の超高齢化社会では、確実に認知症の方の数は増えていくと考えられます。増え続ける認知症の方を、社会全体で支えて行く必要があります。

白川病院には、認知症に携わる多くの職種(医師・看護師・ソーシャルワーカー・薬剤師・放射線技師・理学療法士・作業療法士)のスタッフが働いています。認知症になられたとしても、その方の尊厳を維持し、安全で穏やかに過ごしていただけるよう、白川病院は医療・介護面から寄り添っていきます。

認知症の方(当事者)のみならず、その家族の方や周囲の方々へのサポートも大事だと思っています。

しらかわ通信・特別号として3回にわたり「認知症をにんちしよう!」をお届けいたしました。
認知症外来は、毎週水曜日に行っております。
予約制となっておりますので、まずはお電話ください。お待ちしております。

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