ご無沙汰してしまいました
皆様、こんにちは。たくまクリニック院長の長尾佳宏です。たくま通信もかなりご無沙汰となってしまいまして、コロナ禍で忙しかったということでお許しください。
さて、とうとう新型コロナ感染症も連休明けより5類へと変更になりました。世間はすでにコロナが終わったかのような雰囲気ですね。再開した行事など、明るい話題が多く、喜ばしいことだと思います。しかし、病気自体が消えてなくなったわけでも、新型コロナウィルスの感染力が急に弱くなったわけでもありません。
確かに最近の新型コロナ感染症の方の症状は、軽いことが多いような印象を受けます。しかし高齢の方や基礎疾患をお持ちの方の中には、感染をきっかけに体調が急変してしまう方もおられます。
今後もマスク着用の有無といった話だけにせず、基本的な感染対策は自分自身のためだけでなく、身の周りの方々への配慮も含めてお願いしたいなと思います。
また、こういった状況となってきましたので、先日当クリニックと白川病院訪問看護ステーションが関わらせていただいた、在宅看取りをされた患者様のご家族(ご遺族)の方々と交流会を催させて頂きました。どうしても「仕事」としてのお付き合いになってしまうので、担当していた患者様を看取ってしまうとそこでお付き合いが終わってしまいます。
そこで、こういった交流会を開催しご参加頂くことで、残された方々の近況をお話し頂いたり、同じような境遇の方々のお話を聞く場が出来ると考えました。
こぢんまりとした会ではありましたが、まるで「同窓会」のような会に出来たと思えました。
ここで個人的な話になって恐縮ですが、前回のたくま通信でお話しした私の父ですが、先日とうとう入院先の病院で亡くなりました。
今回の交流会では私も同じような立場としても参加することが出来まして、また開催したいと思えました。そして大変な時期を一緒に乗り越えた方々との、まさしく「同窓会」だと思いました。
たくまクリニック 院長 長尾佳宏